公明党の連立離脱、不満積み重なり決裂 首相指名は不透明に
政策研究大学院大教授の竹中治堅さん
2025年10月11日 7:15(2025年10月11日 7:18 更新)
公明党が自民党との連立政権を離脱することになった。これは、自民党に対する不満が長期間にわたって積み重なった結果である。
一連の政策調整や政権運営における意思疎通の乏しさなどが影響し、公明党はついに連立離脱を決断した。
この動きにより、今後予定されている首相指名選挙の行方は一層不透明な状況となっている。首相指名での与党内の合意形成が難航することが予想されているからだ。
仮に高市早苗内閣が発足したとしても、公明党の連立離脱によって極めて厳しい政権運営を強いられるのは必至である。
政治の動向は今後も注意深く見守る必要がある。
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